タイ・バンコクにて大規模なデモ、その発端となった「Amnesty bill(恩赦法案)」とは!?

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11月4日頃からタイ・バンコクにて大規模デモが発生しています。

デモと聞くと数年前にバンコク市内で起こった悪夢を思い出してしまいますが、今回のデモはタイらしい無血抗議。

その発端となった気になる「Amnesty bill(恩赦法案)」に関してまとめてみました。

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12/18追記:【続】タイ・バンコクにて大規模集会!気になるデモの原因と今後の動向まとめ

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Amnesty bill(恩赦法案)とは!?

恩赦あるいは恩赦法案とは、行政権(又は議会)により国家の刑罰権の全部又は一部を消滅若しくは軽減させる制度のことをいう(wikipediaより)。

つまり、一度罪として罰せられた容疑者の刑罰を軽減、あるいは完全に無効にする効力を持つ政令(内閣の命令、行政機関で最も優先的な命令)のことを指します。

「罪人にそんなこと許して良いのか!」と思われた方もいらっしゃると思いますが、この法案には大きく3つの存在理由が有ります。

①冤罪容疑者の救済措置

有罪判決が確定してしまった場合の再審は、上訴よりも難しいのが実情です。これの1番の理由は、法の安定性から判決をひっくり返すには、今までの審議を全て否定する行為になるため、判決を下す側が一般的に良しとしないためです。

よって、仮に冤罪(真偽の程は事件によって異なりますが)となってしまった場合も、一般的には意義を唱えても通ることが少なく、泣き寝入りせざるおえないといったことも容易に有りえるわけです。

そういった誤判の救済のための恩赦。

②社会や世論の変化に基づく対応措置

判決が下された当時の状況では罪とされたが、例えばその判決当時が戦争などの特別な状況下での場合や、法律そのものが変わったりした場合、もしくは世論が容疑者を許す方向に傾いた場合などに対応するため。

過去に日本国内でも、個別恩赦としての減刑措置が取られたケースが有るようです。

③受刑者の改心度合いによっての減刑措置

犯罪者の社会復帰を目的とした軽減措置と言えます。例えば、判決で罪として問われたが、その後改心し、心身ともに弁明の余地有りと判断された場合に個別恩赦として適用されるケース有り。

仮出所と意味合い的には同じですが、仮出所と違い残刑期間の経過を待たずに服役が終了する措置が取られます。

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さいごに

ただ、恩赦は内閣、つまり行政機関が行うため、ほとんどの場合は政治的な意味合いを強く持ちます。

東南アジアのタイ、とりわけバンコクで行われた「恩赦法案」反対のデモも、そういった政治的な意味合いに反対する意図が有ったかと思います。

世界各国では大々的に取り上げられているようですが、タイ・バンコクは本日も至って平和です。

長くなりましたので、次回は実際にタイ国内における「Amnesty bill(恩赦法案)」問題に関して言及したいと思います☆

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海外ノマドや旅行情報を中心に自身の経験を交えてブログで発信中。カメラやスマホなどのガジェット類も大好き(旅の7つ道具として紹介しています)。また、「タイ」をこよなく愛し1年の半分以上をパタヤとバンコクを中心に暮らしています。嫁はタイ人。