ノマドの不安、定住先を捨てることはメリットなのか?

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定住先を捨てた生活。

つまりノマドをスタートして4ヶ月目に突入しました。

そこで一種の不安じみたものが僕の心に見え隠れしてきましたので備忘録として書いておきますね。

 

ノマド生活で不安に思うこと

僕が落ち着いてくつろげる場所、言わば「帰宅したぞ」と思える場所はありません。

ゼロと言えばウソになるかもしれませんが、表現が難しいですね。

「あるようでない」と表現するのが最も適している気がします。

実家は福岡にありますが、大した収入もない僕が戻れば居心地が悪く休める場所ではありません。

最も、両親はそんなことを気にせず迎え入れてくれるとは思いますが(たぶん)。

タイで暮らしている場所はホームステイ先なので、あくまで異邦人のような感覚をぬぐい去れません。

こちらのファミリーも僕を本当の家族として受け入れてくれてるとは思いますが(たぶん)。

旅行中や旅先では、ホテルで生活しますがお金が無ければ追い出されるリスクがあります。

つまり、固定された「自分だけのホーム」というのが無いワケです。

人から見れば、日本にもタイにも、とりあえずの帰る場所(ホーム)があって羨ましいと思われるかもしれません。

確かにノマドな生活は多くの出会いと発見があって楽しいものです。

しかし、つい現実を見てしまうと、「ただの放浪者」なのではないか?」という不安が出てきます。

 

月収が100万円あれば不安は無くなるの?

では、仮に僕が100万円の月収をインターネットで稼いでノマドをしていたとします。

そうすれば家族のいる福岡に戻っても、僕の生活スタイルを両親は納得するかもしれません。

ホームステイ先のタイにいても住居費をお渡しすることが出来ますし、旅行先のホテルにいても追い出されるリスクはないかもしれません。

でも、根本的にこの「不安」を払拭できるのかと言えば、そうではない気がするのです。

表現するのが難しいですが、お金ではないもっと人間としての「何か」が欠けています。

それが何かと問われれば、答えに窮してしまいます。

誤解を恐れずに言葉にするとすれば、「繋がり」なのかもしれません。

僕がノマドじゃない普通の生活を送っていた小学生とか高校生とかの日々を思い出してみました。

そこには学校から帰れば疑う必要のない一家の団欒があり、「おかえり」という家族の一言が聞けました。

そう、定住先があるということは「繋がっているんだ」と無意識のうちに感じ、そして安心できる状態だったんです。

つまり帰る場所(ホーム)があるからこそ、安心して外に出て行くことができます。

「繋がり」があるからこそ、好きなときに外へ出て好きなときに帰ってくることができます。

このノマド生活で、僕は人間としての当たり前の安堵感を忘れていました。

いや、無意識のうちに捨て去ろうとしていたのかもしれません。

 

ホームがあるからこそノマドはメリットになる!

日本であってもタイであっても、僕の帰りを喜んでくれる場所があれば「帰宅したぞ」と心から思えます。

そう思ってもらうためには、やっぱり「繋がり」を大切にしなくてはいけませんね。

日本にいる家族のもとに、たまには会いに帰ろうと思います。

そして、タイのホームステイ先には改めて感謝の気持ちを伝えたいと思います。

ノマドとして定住先を捨てるのは一向に構いません。

でも、定住先を捨てたからといって「繋がり」を捨てる必要は決してありませんよね。

むしろ捨てるべきものではありません。

そんなことにようやく気付いた僕は、人よりも少しだけ人間関係というものを軽率にしていたのでしょうか。

帰る場所(ホーム)があるからこそ、ノマド生活は初めてメリットになるのかもしれませんね。

つまるところ僕は両者の繋がりを大切にしながら、自分のスタンス(ノマド)を貫けたらなと考えています。

もちろん最終的には定住先に根をどっしり構えて生きていく予定です。

「繋がり」をくれる家族・友だち・知人の皆さん、心の底からありがとう!

 

さいごに

人は1人で生きることは出来ないとはよく言ったものです。

他者と関わると、喜ぶこともありますし悩むこともあります。

良いことばかりではないでしょうし、悪いこともときにはあります。

でも、人との繋がりがあるからこそ、そういった事象に一喜一憂できるのでしょうね。

ノマド生活を送りながら、そんな当たり前のことを再確認しました。

2015年は「人」そして「繋がり」を大切にする人生のスタート地点にしていきます。

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ABOUTこの記事をかいた人

海外ノマドや旅行情報を中心に自身の経験を交えてブログで発信中。カメラやスマホなどのガジェット類も大好き(旅の7つ道具として紹介しています)。また、「タイ」をこよなく愛し1年の半分以上をパタヤとバンコクを中心に暮らしています。嫁はタイ人。