訪日タイ人旅行者事情!タイ人インバウンドに関する質問にQ&A方式で徹底的に答えてみたよ

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日本を旅行する訪日タイ旅行者数は、2014年に65万人を超えました。

今、タイ人は最も勢いのあるインバウンド旅行者と言って間違いありません。

今回は訪日タイ人旅行者に関する質問をもらいましたのでQ&A形式で答えてみました。

 

増えるタイ人旅行者に関心を寄せる旅行業者・地方自治体

年間65万人という数字は韓国と中国からの訪日外国人旅行者数に比べれば決して多くありません。

しかし、訪日タイ人観光客数の伸びで見ると実態が見えてきます。

2012年に日本を訪れた訪日タイ人旅行者数は約26万人でした。

一方、2014年は65万人超え。

なんと2年で2.5倍の伸び率を見せています。

これには理由があって、2013年7月に施行された訪日タイ人旅行者へのビザ免除(2週間以内)が大きく関係していると言えます。

つまり、今までは一部の裕福層とか留学生・ビジネスマンしか取れなかった日本のビザが一般のタイ人にも広く門徒が開かれたことを意味します。

もっと言えば、一般のタイ人でも日本に来れるほど所得が向上したということ。

今年の訪日タイ人旅行者数は更に増えると予想されています。

また訪日タイ人旅行者が日本にもたらす経済効果も大きく、旅行業者や地方自治体も注目しています。

今回は、とある旅行業界関係者様から訪日タイ人旅行者に関する質問をもらいましたので、僕の分かる範囲で答えてみました。

Q1. タイ人、特に訪日できる年齢・年収・居住地・男女など、どんな人が多いか?

まず、定義ととして裕福層の世帯別年間所得は3万5,000ドル以上。

ミドル層(中間所得層)の世帯別年間所得は5,000ドル以上3万5,000ドル以上となります。

以前は裕福層による訪日タイ人旅行者数が特に目立っていました。

また、もちろん教養のあるタイ人は基本的に収入もミドル層より上(アッパーミドル層)にあるため、裕福層の部類に入るかと存じます。

また、最近ではミドル層前後のタイ人も日本に遊びに行く傾向にあります。

もっと面白いのは、僕の体感としてタイ国内のカラオケやバーなど、いわゆる「夜の仕事」に従事するタイ人女性が日本に多く遊びに行っている傾向にあります。

やはり、仕事で日本人の相手をしているので日本に好意的なんでしょうね。

実は彼女たちはかなり多くの収入があることも一因にあります。

こういった一般的なタイ人にも2013年7月の日本行きビザが解禁されたことで、一気に訪日タイ人旅行者数が増えた見ています。

また、東南アジア屈指の親日国であることと円安も大きく関係しているでしょう。

Q2. タイ人が旅行先として、なぜ日本を選ぶのか?また、どんなメディアを使って旅行プランを作り、日本旅行の何に不満を感じているか?

これは話すと長くなりますが、もともとタイは東南アジア屈指の親日国です。

日本への憧れというものが大きかったのが、2013年のビザ解禁で爆発したのではないかと見ています。

さらに、タイ国内に日本人が多いことと日本食レストランが多いことも大きな要因ですね。

自然と日本文化を受け入れる環境がありましたから。

また、現在、日本はタイ人にとって最も人気の高い観光地と言えます。

タイ人は流行に敏感(ミーハー)な人種のため、日本観光はある意味ステータスの象徴と言えるでしょう。

短く書けばこんなところでしょうか。

また、どのメディアを見て旅行プランを作るのかという質問ですが、タイ人は面白いことに日本人と違ってガイドブックを買う人がほとんどいません。

もっぱらインターネットで情報収集をしています。

この理由は分かりませんが、タイ人が活字を嫌うことに起因するのかもしれません。

特にタイ人が旅行プランを作る際に、日本で言うところの「タイ版2ちゃんねる」は必ずチェックすると言っても過言ではないです。

日本旅行後、何に不満を感じているのかは何ともいえないところですね。

言語が分からなくても、日本人のおもてなしには満足していますし、みんな楽しそうにタイへ戻ってきますからね。

これは実際にタイ人へ質問してみる必要があります。

Q3. タイ人のツアー会社で、オンライン・オフラインともに知名度の高い旅行代理店などプレイヤーはどこか?また、ツアー会社の決まりきったゴールデンルートに不満は無いか?

タイでHISやJTBなどの日系旅行代理店によるシェア率はわずか数%、多くても10%程度だと言われています。

やはり昔からある現地の旅行代理店、日系旅行代理店よりもひと足早く進出した台湾(だったはず)の旅行代理店が圧倒的なシェアを握っています。

特にこの華僑系の大手代理店は、インターネットを介してのツアー予約に強いです。

また、最近では個人旅行が増えてきましたので、自分でLCC(格安航空券)を予約して、自分でホテルを予約して、自分で旅行をプランニングして、というのも一般化しつつあります。

そういったときにタイ人が必ずチェックするのが「タイ版2ちゃんねる」なのです。

面白いのが、タイ版2ちゃんねるには僕らでも知らないシャッターポイント(観光地)が多く載っていることです。

よって、決まりきったルートというよりは、タイ人はタイ人なりに好きなルートをどんどん開拓しているような印象を受けますね。

その他タイ人マーケティングに関する過去記事はありますか?

以前にいくつか書いていますので、下記をご参照下さい。

これからも訪日タイ人旅行者の動向は随時、当ブログでも記事にしていく予定です。

タイ人の彼女を案内して分かった訪日外国人旅行者に人気のオススメ東京観光プランまとめ

タイ人WEBマーケティングを成功させる5つのキーワード

爆買いってやっぱすげぇー!東京観光に来る訪日タイ人旅行者に人気なお土産とオススメショップ

 

さいごに

僕はタイでの合計滞在日数が3年を超えました。

彼女もタイ人ですし、周りにも多くのタイ人友だちがいます。

そんな彼・彼女たちが今、最も関心のある旅行がやっぱり日本旅行なんですよね。

65万人という日本に訪れるタイ人数を見ても明らかです。

日本再生の道は訪日外国人を誘致して、外貨を日本国内に入れるしかありません。

特に旅行業者や地方自治体の皆さんには最大のチャンスが到来しています。

ぜひ、このビッグチャンスの波に乗りませんか?

僕は個人的にタイが大好きですし、タイ人が大好きです。

もっと言えば、そういったタイ人が僕の生まれた日本にたくさん遊びに来てくれることが本当に嬉しいです。

皆さんとタイ人インバウンド・マーケティングに関してご一緒にお仕事が出来ましたら幸いです。

お気軽にお問合せ下さいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

海外ノマドや旅行情報を中心に自身の経験を交えてブログで発信中。カメラやスマホなどのガジェット類も大好き(旅の7つ道具として紹介しています)。また、「タイ」をこよなく愛し1年の半分以上をパタヤとバンコクを中心に暮らしています。嫁はタイ人。