タイへ訪れると分かると思いますが、タイ人は信仰心がとても強い国民です。
無神教と言われる日本とは大違い。
タイの農村地(地方)はもちろんのこと、バンコクであってもタイ人が参拝しているところを毎日見かけます。
その光景を見ると嬉しくて、何だか温かい気持ちになれますね。
タイの宗教比率
仏教(南方上座部仏教)95%
イスラム教 4%
その他 1%
と仏教者の方が大変多いお国柄です。
タイの風景
朝、街を歩いていると托鉢している黄衣をまとった比丘や沙弥(僧と見習い僧)に小袋に分けた食べ物を差し上げている人々を見かけます。
これら食べ物を差し上げる行為をタイ語ではタンブン(布施)と言いまして、「福徳をなす、善を行う、功徳を積む」ために積極的に行われています。
仏教では、「善いことをすれば善い結果としての報い(善果・楽)があり、悪いことをすれば悪い結果として報い(悪果・苦)がある」という教えがあるため、信仰心の強いタイ人にとっては当たり前の、言わば日課みたいなものでしょうか。
タイ人男性の出家
その他、タイ人の男性は必ずと言ってよいほど一生に一度、出家をします。
僕のタイ人の友達の多くが出家を経験済みだったりします。
これも「功徳を積む」という行為の1つですし、自分のためと言うよりは両親、主に母親のために出家をするような感覚を持っています。
国王への敬愛の念
また、多くのタイ人はラーマ9世であるプーミポン国王陛下を大変敬愛しています。
これにはいろいろと理由がありますが、1つは国王の行われた皇室事業の影響が強いようです。
プミポン国王は若い頃からタイ全土の農村地を精力的に訪れ、国民の話しに耳を傾け、良い方向に導いています。
また、国王陛下自ら土地改革運動のために王室の所有地を提供したり、農村開発や干ばつ対策の人工雨など実に2000以上の非営利・半営利のプロジェクトを推進しています。
2010年に起こった大規模な暴動、デモを周辺させたのも実はこのプミポン国王の一言だったりします。
これを見てもお分かりになるように国王の敬愛度は絶大です。
さいごに
タイって本当に素敵な国ですよね。
治安はいつも不安定なんですが、それでも何だか温かい気持ちになれる国。
そんな国は「タイ」以外ありえないんじゃないだろうか。
本日もご一読ありがとうございました!


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