タイで注意すべきマナーのお話

「郷に入りては郷に従え」ということわざがある通り、現地に行っては現地のマナーを最大限尊重しましょう。

特にビジネスで行かれる方は、商談の席などで相手に不快な思いをさせるのは厳禁です。

そこで今回は僕が知っているタイでのマナーのお話をしてみたいと思います。

 

身体に関するマナー

頭のてっぺんは触ってはいけないと言われます。調べたたところによると、頭は身体の中で一番高い部分にあり、精霊が宿る場所とされているからとのこと。

これは子どもであっても同様らしいのですが、僕はあまり気にせず小さい子どもはナデナデしてます。 

 というのも、タイ人の友達もあまり気にせず触っていますし、子ども嬉しそうだからです。

ただ触る手は考えたほうが良いのかなと思います。左手は「不浄の手」と言われてるので厳禁ですね。

極力、というか確実に右手で触るようにしましょう。

 

チップに関係するマナー

タイでは基本的にチップは不要です。しかし、僕は高級、屋台関係なく極力お釣りので返ってくる小銭はチップとして置いておくことにします。

中でも「これは良いサービスだな」と思ったら、そっとチップを置いておく。とってもスマートな対応だと思いませんか?

他にもタイ・マッサージを受けたときにはマッサージをしてくれた店員にはそっと20バーツ〜50バーツ程度(マッサージのクオリティによって)をお渡しするようにしています。

これは僕のタイ人の友達もよくしている行為でもあるし、感謝の意味も込めてマッサージの良い悪い関係なく少額でもお渡しするようにしています。

 

 

プミポン国王や王族に関するマナー

これはタイでは特に気をつけないといけません。

例えば、お金を踏むことは国王を踏むことと同等です。なぜならば、タイのお金には必ず国王が載っており、タイでは国王を侮辱することは不敬罪に当たります。

タイの国王、特に現ラーマ9世であるプミポン国王は多くのタイ人から尊敬されています。

※「なぜプミポン国王が尊敬されているのか」に付きましては、以前書いた記事を参照下さい。

タイ人の信仰心について

2013年5月25日

 落書きで終身刑!?

また、国王様の肖像画などに落書きすることも厳禁です。

以前実際にパタヤで酔っ払ったスイス人(だったと思います)が国王の肖像画に落書きして捕まったことがあります。

遊び半分だろうが酔っ払っていようが罪として問われますのでお気をつけ下さい。

王様の時間がある!? 

これは賛否両論あるかと思いますが、タイでは朝8:00と夕方6:00に駅のホームや公園などの公共の場所で「国王賛歌」が流れます。

その時はほとんどのタイ人が静止します。忙しくても急いでいてもだいたいのタイ人が直立不動で王様に敬意を表します。

その際に、僕も極力直立不動をするようにしています。

と言うのも、国王がどうのこうのというのではなく、僕の大好きなタイ人たちがやっているその行為に敬意を払いたいと思うからです。

これは皆さん全てがそうすべきとは思いません。

これに対しては、ご自分の判断で良いと思いますけどね。

 

 お坊さんに対するマナー

女性が僧侶に触れることは絶対に禁物です。

タイでは黄色い服を来たお坊さんをよく見かけます。BTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)など公共交通機関に平気でいます。

そんなお坊さんを女性がむやみに触ることはいけません。それが何かの拍子であってもNGです。

お坊さんは毎日「徳を積んで」いるのですが、女性に触れたり触れられたりするとその徳がゼロになってしまいます。

詳しいことはよく分かりませんが、とにかくタブーですので、むやみに近づいたり冗談で触ることは避けましょう。

 

さいごに

今回はタイのマナーについて幾つか挙げてみました。まだまだあるのでそこら辺はまたの機会に。

 本日もご一読ありがとうございました!

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ABOUTこの記事をかいた人

海外ノマドや旅行情報を中心に自身の経験を交えてブログで発信中。カメラやスマホなどのガジェット類も大好き(旅の7つ道具として紹介しています)。また、「タイ」をこよなく愛し1年の半分以上をパタヤとバンコクを中心に暮らしています。嫁はタイ人。