2013年のタイ不動産はズバリこうだった!コンドミニアム販売者が語る昨年の傾向とまとめ(総括)

2014年に入りましたが、いかがお過ごしでしょうか?

昨年はタイを中心に東南アジアの不動産をお届けして参りました。

今回の記事では、2013年におけるタイ不動産の総括(まとめ)を書いてみたいと思います。

2013年のタイ不動産はズバリこうでした!

 

バンコクでコンドミニアム建設ラッシュ!

不動産仲介大手の米コリアーズ・インターナショナルによると、バンコク都内で今年第1四半期(1―3月)に発売された新築マンションは前年同期比13・4%増、前期比21・5%増の1万6070戸で、過去数年で最も高い水準だった(元ネタ:newsclip.jp)。

それもそのはず、特に海外からの不動産投資家も多く進出しており、僕個人でも実に3ヶ月で数十室を販売致しました。

▼タイ・コンドミニアム販売実績No.1になりました!

人気なバンコク不動産の特徴

特にBTS(高架鉄道・スカイトレイン)のスクンビット沿線およびMRT(地下鉄)線、かつ駅から400メートル圏内の物件は住居・投資ともに注目されました。

新プロジェクト発表後3ヶ月以内に70%まで成約するコンドミニアムは当たり前で、場合によっては発表後3日以内に70%という物件もザラにあったかと思います。

部屋タイプとして特に人気が高かったのは、「1Bedroom」タイプあるいはそれ以下の「Studio」タイプで、タイ人のお金持ちや外国人投資家は駅近(200メートル圏内)物件、ミドル層クラスのタイ人は駅から離れた格安物件を購入する傾向にありました。

この人気は理にかなっており、例えば、お金持ちや外国人投資家は、タイ国内に最も多いタイ人の一般的なミドル層をターゲットとして、主に賃貸収入(キャピタルゲイン)を狙った投資となります。

タイ人の所得は年々上がっているとは言っても、まだまだ低く、若いカップルなどは2人で給料を出し合って比較的小さな部屋を借りる傾向にあります。

また、コンドミニアムを購入する一般的なミドル層は、少ない所得の中、住宅ローンを組んで物件を選ぶため、利便性と 言うよりは、値段の安さを重要視し、駅から離れた比較的小さな部屋を購入します。

よって、Studioタイプや1Bedroomなど小さな物件は実需も伴っており、人気が高かったという訳です。

価格帯としては、300万バーツ(約1000万円)以下のコンドミニアムを指します。

※中心地など外国人をターゲットとした投資は除く。

 

やっぱりサイアム駅周辺が最高値!

タイの不動産コンサルタント会社AREAによると、2012年末時点でバンコクで最も地価が高かったのはバンコク高架電車BTSのサイアム駅、プルンジット駅、チッロム駅周辺で、4平方メートルあたり150万バーツだった(元ネタ:newsclip.jp)。

上記は2012年の情報ですが、バンコクの中心地「サイアム」周辺の地下は2013年も依然として高かったです。

サイアム駅を中心に大型商業施設のパラゴンやセントラルが軒を連ね、前後駅のチットロム駅およびプルンジット駅には高級コンドミニアムや高級ホテルが軒を連ねています。

東京の中心地の地下や不動産が不景気でも値を下げない(むしろ上がっている)と同じように、タイにおいても中心地のコンドミニアムを購入することは、長い目で見ると最も良い不動産投資と言えます。

 

農村地だろうと地価が高騰!

差し押さえた資産の競売を担当するタイ法務省執行局によると、タイ東北部で地価が急騰している(元ネタ:newsclip.jp)。

成長国に投資をする利点として挙げられるのは、インフラがまだ不完全ということに尽きます。

これは一見マイナス要因に見られがちですが、実は小さな資本で大きなリターンを取れる可能性の裏返しでもあります。

タイの東北部もそうですが、バンコクから車で4時間のカンチャナブリ県など、高速鉄道(新幹線)や道路舗装が決定した場所は3ケタの勢いで地価が急騰しています。

それもそのはず、以前は見向きもされず二束三文で叩き売りされていましたからね。

日本もそうですが高度経済成長期には、鉄道や新幹線の通る予定地は確実に地価が上がりました。

成長国のタイは今現在そういった状況にあり、今後ますます農村地でも地価が上昇するだろうと予想できます。

※外国人のタイ国内における土地の購入は認められていません。

 

さいごに

ざっくりとバンコクを中心に2013年のタイ不動産事情を書いてみました。

仕事がらタイ国内において、多くのコンドミニアムをご紹介できますので、初めての海外不動産投資をお考えの方はお問合せ下さい。

2014年も張り切って現地「タイ」より生の情報をお届けします☆

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ABOUTこの記事をかいた人

海外ノマドや旅行情報を中心に自身の経験を交えてブログで発信中。カメラやスマホなどのガジェット類も大好き(旅の7つ道具として紹介しています)。また、「タイ」をこよなく愛し1年の半分以上をパタヤとバンコクを中心に暮らしています。嫁はタイ人。