「海外で働く」系の記事を多く書いています。
そういったこともあり、海外で就職したい方の問合せも増えています。
そこで今回は、僕が海外就職について思うところを今の社会状況に合わせて書いてみました。
この記事の目次
「海外で働く」がスタンダードになる!
日本でまともに働いた経験が無い僕が言うのもはばかられますが、これからは海外で働くことが当たり前になっていく時代です。
それにはいくつか理由があって、今回は①日本経済の停滞、②身近なグローバリゼーション、③海外成功組の増加などを挙げてみました。
①日本経済の停滞
日本は大好きですが、残念ながら日本の経済成長は過去の栄光ほどではありません。
現在、日本が背負っている借金は1000兆円近く、今年(2014年)4月に始まる消費税増税(8%)でもまかなうのは難しいでしょう。
また、日本の人口は1億2千万人ちょっとですが、既に減少傾向にあります。
2050年には、人口が1億人を割ってしまうとさえ言われています。
そういった環境下であれば、日本で暮らすよりも海外に出て一旗揚げようという方々が増えることもうなずけますよね。
僕もその一人ではありますが、どちらかと言うと「出稼ぎ」に近いのかもしれません。
特に、これから就職を考えている大学生の方々にとって「新卒から海外」という選択肢がますます一般化するだろうと僕は見ています。
②身近なグローバリゼーション
「日本への外国人旅行者が1000万人超え」でも書きましたが、多くの場面で外国人と接する機会が増加しています。
また、格安航空券やインターネットが当たり前になり海外の状況をリアルに知ることが出来るようになりました。
僕はこれを「身近なグローバリゼーション」と呼んでいますが、こういった経験を普通にしている世代が増えてます。
それにともなって、日本以外の選択肢がもはやスタンダードになりつつあります。
③海外成功組の増加
早いうちから海外に出ていた上の世代の方々は、多くの成功をおさめ、いわばロールモデルみたいなものを作り上げてくれました。
海外で成功する日本人が昔よりも増えたかどうかは分かりません。
しかし、そういった方々がインターネットなどで積極的に発信してくれることで、「海外で成功する」が身近な存在となりつつあります。
そういった情報が、海外で働きたいという方々の増加に少なからず影響しているのではないかと思っています。
新卒でも海外就職を考える時代
大学の後輩からも、「新卒から海外で働きたい」という質問をよくもらいます。
日本以外のフィールドに挑戦したいと意欲的な人、日本の就職に失敗した人と理由もさまざまです。
大人の方々は、「日本で成功しない人が海外で成功するわけがない」と言いますが、これには僕も賛成します。
しかし、今の時代、「日本で成功するだけが選択肢ではない」とも思うのです。
半端な気持ちで海外に出るのは決して賛成しません。
一方で、日本社会に溶け込めなかった(就職できなかった)からといって、何も自殺することはないでしょう。
もしかすると海外では楽しく生きることが出来るかもしれません。
ぜひ、「海外で働く」という選択肢も考えてみて下さい。
こんな僕でも何とかやっていますので(笑)。
新卒で海外は難しい!?
日本で働いた経験やスキルが無いと、海外で働くのは難しいです。
ですが東南アジア、特にタイは日系企業も多く新卒を積極的に採用している企業をよく見ます。
僕の友だちでも新卒からタイで働いている方も少なからずいますので、他の国に比べて可能性は高いでしょう。
タイでは日本人現地採用の最低賃金も5万バーツ(約16万円)ですから、物価から見ても問題なく生活できるかと思います。
また、働くためには「社長に直談判する」という方法もあります。
通常の就活方法だけが全てではないですし、そういった新しい発想をすることは何をするにも大切だと思っています。
僕は日本に本社のある会社の社長に直談判して本社に入社させてもらい、そこからバンコクに飛ばして頂きました。
「海外起業」も時代の流れ
今ではネットなどを使って起業することも身近になりました。
僕の同期(88年組)でも、タイで起業をしているメンバーは増えています。
例えば、Skypeを使ったオンラインタイ語学校を5月にローチン予定のカミヤくん(@kazujpn1988)、タイでしか出来ない仕事で起業しました。
最近タイに来てフリーランスとして活動するヒロキくん(@Hiroki_TKG)、彼もまた東南アジアでしか出来ないビジネスを模索中です。
また、僕も本職(コンドミニアム販売)とは別にタイや東南アジアに関するブログを書いて就職・留学のコンサルティングをしています。
また、4月オープン予定のネットショップの運営にも立ち上げから携わったりしています。
海外にいると日本とは違ったチャンスも多くあり、「海外で起業」という選択肢も念頭に置くと面白いかもしれません。
さいごに
今回は、海外(タイ)をフィールドとして選んだ僕が思う「これかの海外就職」について書いてみました。
海外で働きたい方や海外で挑戦したいという方の参考になれば幸いです。
僕も まだまだロールモデルをお見せできていませんが、少なからず海外就職のお手伝いは出来ると自負しています。
いろいろ不安もあるかと思いますが、お気軽にご質問下さい。
最大限お手伝いさせて頂きますね。


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