タイ最大のお祭行事と言えば、4月の「ソンクラーン」ですよね。
伝統的な行事というよりも今ではエンターテイメント性の高い「水かけ祭り」 として有名です。
でも、そんなソンクラーンの歴史的背景とか風習はあまり知られていません。
そこで今回は、気になるソンクラーンとは?やどんな歴史?などを詳しくまとめてみました。
この記事の目次
「ソンクラーン」の歴史

ソンクラーンもしくはソンクランは、タイの旧正月を指します。
つまり、タイの旧暦(チャントラカティ) にあたる新年のことですね。
現在はタイ政府によって毎年4月13〜15日に固定されタイ最大の祝日となりますした。
ちなみに今年(2014年)は土日を挟むため4月12〜16日の5日間が祝祭日。
僕の周りのタイ人も地元に帰ったり、海外に行ったりして余暇を楽しんでいるみたいですね。
もともとは純粋に新年のお祝い行事であり、家族が共同で仏像の(水で)お清めを行う昔からの習わしでした。
しかし、近年では「水かけ祭り」のみが有名になってお祝い行事と言うよりはむしろ「祭り」としての側面が強いですね。
ソンクラーン期間中は、水かけ祭りを楽しむためだけに多くの国々から観光客が集まっていますよ。
世界中に拡散中!?

東南アジアの金融国「シンガポール」でタイの伝統的なお祭りソンクラーンが今年の4月(タイと同月)に開催されます。
僕個人としては、世界中に広くタイの文化が浸透するのは嬉しいなと密かに思っていたり。
それくらい影響力のある本当に楽しいお祭なのです!
シンガポールの「ソンクラーン」は4月12、13日に民間企業が開催する。タイ同様、参加者が水を掛け合うほか、タイ式ボクシングの試合やコンサートが行われる予定だ。タイのソンクラーンは4月13―15日。
(newsclip.jpより)
地方都市の「ソンクラーン」事情

バンコク以外でソンクラーンが有名な都市は2つ。
ソンクラーン@チェンマイ
チェンマイのソンクラーンでは、伝統的なお清めの行事が残りつつ大いに水かけ祭りを楽しむことが出来ます。
ちなみに、今年のチェンマイのソンクラーンは4月12〜16日。
僕はその前週に遊びに行く予定です(・・残念)。
ソンクラーン@パタヤ
ここはバンコク近郊でも随一にファラン(欧米人)が集まるソンクラーンの合戦地。
パタヤ最大の繁華街であるウォーキングストリートでは、世界中から老若男女あらゆる人種が狂ったように水を掛け合います(笑)。
個人的には楽しくてオススメですよ。
上記以外にも、もう1つパタヤをオススメする最大の理由があります。
それがパタヤのソンクラーンは毎年固定で「4月19日」という点。
バンコクで通常のソンクラーン(4月13〜15日)をして、更に4月19日にパタヤでソンクラーンを楽しむ。
こんな贅沢な話はないですよね!
ちなみに、パタヤでも我慢できない方々が4月12日の午後から大いに水を掛け合ってます。
ソンクラーン前日から始まった水の掛け合いは、4月19日まで永遠に続くとか。
バンコクの「水かけ祭り」ならココ!

バンコクはタイのソンクラーンで1番盛り上がる場所と言っても過言ではありません。
水かけ祭り中は、四方八方いたるところで水を掛けまくっており、濡れずに歩くことは不可能に近いです(笑)。
中でもぜひ行ってほしいのがバックパックの聖地として有名な「カオサン通り」です。
ソンクラーン@カオサン通り
ファラン(欧米人)やタイ人など、あらゆる人種が集まりカオス状態になります。
大音量で音楽をかけ、お祭り騒ぎ。
嫌でもテンションが高くなること間違いなしですね。
ただ、カオサンのメイン通りは人が多すぎて身動きが出来ませんので、僕は大通りから少し離れた路地裏を探索することをオススメします。
メイン通りよりも比較的人が少なく、道幅を広く取れますので、ストレスなく水掛けを楽しむことが出来ますよ。
ぜひ、行かれてみて下さいね!
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さいごに
楽しいことばかり書きましたが、ソンクラーンは少なからず危険も潜んでいます。
水かけ祭りまっただ中の4月13〜15日の3日間は、タイの主要道路は歩行者天国(結果的にも含む)になることもしばしば。
かなり混雑し、事故やスリなども多発しますので十分お気を付け下さいね。
僕は昨日(4月12日)もお客様の不動産アテンドでパタヤ、14日もパタヤでのアテンドです。
昨日は大丈夫だろうと思って油断しましたが、フライングした水掛け隊に見事に仕事着を水浸しにされてしまいました・・(笑)。
それでも僕はタイが大好きだよー!
そういえば、ホリエモンこと堀江貴文さんもソンクラーンでバンコクに来てたんですね(笑)。


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