タイ不動産のお問合わせをよく頂きます。
お盆でタイに来られる日本人が多いせいか最近は通常の2倍近くのお問合わせメールが殺到。
そこで、今回はお問合わせ頂いた「プレビルド完成後に本当に転売できるの?」に答えてみましたよ。
前提条件としてタイのプレビルド物件はお得

プレビルド段階で物件を購入すると完成前に最大で2〜3割程度お値段が上がります。
厳密にはディベロッパー側も早くキャッシュを回収したいため、2〜3割安く販売するというカラクリ。
これがプレビルドで購入する最大のメリットとなります。
それ以降は、発展中のタイですから地価の上昇や周辺環境の発展に伴って物件価格は上昇していく仕組みです。
その後の転売に関しましてですが立地とディベロッパーによって大きく左右されますが、そこさえ見極めれば可能性は十分に高いです。
ただ、バンコクもコンドミニアム数が多いため築年数が5年以上経過すると難しい場合もあります(オンリーワン物件や駅併設ないし駅の目の前物件は別)。
これは供給過剰というわけではなく新しい物件があると、やはり人間ですから新しい方を買いたいのが一般的だからです。
バンコクのプレビルド投資の魅力

ここまで理解された上で、プレビルドでの転売がいかに魅力的かを書きます。
バンコクの不動産を購入される実に8〜9割以上が現地のタイ人となり、これがよく比較されるマレーシアとは圧倒的に異なります。
投資用として購入される裕福層のタイ人が約1割、外国人も1割程度。
残りは居住用として買われるタイ人、つまり実需として購入される層が8割以上と圧倒的に多いです。
タイ人の多くは日本の投資家の皆さまと同じようにプレビルド段階、つまり1番安いときに購入されます。
しかし、日本人と一緒でいくら大手のディベロッパー物件であっても実際に住まわれる物件は完成後のクオリティを見てから買われたいという層もそれ以上に多い。
また、銀行からの住宅ローンも基本的には物件完成後しか融資を受けることが出来ません。
そういった意味でも安いうちに買われて完成後ないし完成から1〜2年で転売されるのは理にかなっています。
キーポイントは完成から1年ないし2年程度で売ってしまうことです。
さすがにバンコクのコンドミニアムは数が多いですし、完成から2年くらいまでがクオリティとして1番高い傾向にあります。
と言うのもタイのディベロッパーはとりあえず完成をさせて2年くらいかけ、居住者の要望なども取り入れつつ修繕を繰り返していきます。
こういった理由から完成後すぐないし完成から修繕が終了した2年目ごろが1番転売物件が動きます。
よって、投資家である皆さまがプレビルド段階で購入されない理由はないですよね?
プレビルド物件を購入する魅力は・・つまりそういうことです。
さいごに
今回はお問合わせをもとにタイ不動産投資の魅力を書いてみました。
ただ、残金をお支払いする前に転売が成功するかどうかは確率的に決して高くはないことも十分にご理解下さい。
よって自己資金がギリギリの状態で、完成前に残金を払い込むことなく転売を考えていらっしゃる方にはオススメしません。
これは投資でも何でもなく単なる投機、つまり博打に近い行為です。
また、タイの不動産や東南アジアの不動産は大恐慌が発生しない限り「今」が底値なのは間違いありません。
それを考えたら駅近のオンリーワン物件を購入されて長期保有をすることも1つの手かもしれませんね。
いずれも余剰資金で不動産投資をされることをオススメします!


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