10月2〜5日までMRTクイーンしリキッド駅すぐのコンベンションセンターで開催されました。
僕も少しだけ足を運んでみましたが大盛況。
やっぱり、タイ人の中間所得層って増えてるよねって話。
モバイル機器はタイでも大人気

最終日に足を運んだせいか、人・人・人のオンパレードだった今回のモバイルエキスポ2014@バンコク。
目立つのはやっぱり韓国のサムスンやLG製のスマートフォン。
大きなブースを貸しきって大賑わいでした。
しかし、新興勢力としてファーウェイとかエイサーのスマホも負けていません。
むしろ格安なのに韓国のスマホと品質が大差ない中国勢は、今後ますますタイでも浸透しそうな雰囲気です。
まあ、未だにLINEキャラをパクった関連機器とかありましたけどね(笑)。
タイ人中間所得層の増加
それにしてもタイ人の購買意欲がハンパない!
人の数や売れゆきを肌で感じてきましたが、こりゃドンドン発展するなと確信。
2009年のデータでは世帯別タイ人の裕福層(年間可処分所得3万5000ドル超)が約3%、アッパーミドル層(年間可処分所得3万5000ドル以下)が約14%、そして下位中間所得層(年間可処分所得1万5000ドル以下)が約46%でした。
それが2020年の予想では、裕福層(年間可処分所得3万5000ドル超)が約10%、アッパーミドル層(年間可処分所得3万5000ドル以下)が約31%、そして下位中間所得層(年間可処分所得1万5000ドル以下)が約41%に。
明らかにアッパーミドル層の割合が上がってますよね。
てか、10年で3倍って裕福層の増加も特出してます。
低所得と言われる層(年間可処分所得5000ドル以下)がこれからの5年で一気に16%まで下がってくる。
ちなみに、2009年は35%でした。
人口も現在6500万人程度と多いタイ。
今後は大きな内需も間違いなく見込めそうですね。
タイのポテンシャル
2015年末に控えたASEAN経済統合ですが、タイは既に産業も集中しており経済用語で言う集積効果が見込まれます。
つまり人・モノ・金の動きが活発化することによって、あらゆるリソースはトップ国に流れてくるのです。
一昔前のタイは、中国と同じようにただの(失礼・・)世界の工場に過ぎませんでした。
それが今では諸外国で大きなプレゼンスを確立していっています。
もちろん中国とは経済規模が違うのは事実です。
しかし、シンガポールや石油大国のブルネイに次いで1番ポテンシャルの高い国だと僕は確信しています。
GDPで言えばマレーシアに劣っていますが、東南アジアでのプレゼンスは圧倒的にタイの方が強い。
現在、ミャンマーの港町「ダウェー」を開発しているのもタイ政府とタイ企業なんです。
このダウェーは東西経済回廊でも重要な拠点と言って間違いない場所。
これからも東南アジアにおける開発は中国・韓国と並んでタイも無視できない存在ですね。
って、日本ももっと頑張れ(笑)。
さいごに
タイ人の購買意欲を感じた今回のタイランドモバイルエキスポ2014。
少しだけしか足を運びませんでしたが、いろいろと考えたり感じたりできました。
全体のパイの過半数以上を占める裕福層や中間所得層の囲い込みをいかに行うべきなのか。
まだまだタイが面白い☆


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