タイのSNS事情を読み解く!FacebookとかLINEとかソーシャルネットワーキングの普及率と現状まとめ

SNS大国と言われるタイ。

Facebookの利用者が2200万人を超え、LINEに至ってはユーザー数が2700万人とまで言われています。

今回はそんなタイの「SNS事情」をサービスの普及率や現状から数字でまとめてみました。

スマホの普及率が何と100%以上って!

 

タイの「スマホ」普及率

SNSの普及率を見る前に、先ずはスマホ(スマートフォン)がタイ国内でいかに浸透しているかを数字で確認する必要があります。

 

thai-smartphone

 

2014年の統計によると、タイにおけるインターネット利用者人数は4000万人超えと言われ普及率は約60%以上です。

うちパソコン所有者人口は3割程度となります。

よって、図のように圧倒的にスマホからのネット利用が多いと言って間違いないです。

今では2人に1人が何らかの方法(主にスマホ)を介してネットに接続していることになります。

タイに生活している僕としても、その普及率の早さは肌で体験しており、とりわけバンコクでスマホを持っていない人を滅多に見かけません。

と言うのも、ネット利用者の実に過半数が20〜29歳だからでしょうか。

さすがに僕はお年寄りの知り合いはそんなにいませんので。

また、特に女性が占める割合が特質しておりネット人口の70%以上とも言われています。

タイでは女性のほうが所得も高く、アクティブだからかもしれません。

 

タイで大人気な「SNS」

タイで最も人気が高いソーシャルネットワーキングサービスはFacebook・LINE・Instagramと言って間違いありません。

また、これらのサービスにアクセスする実に80%以上がスマホからというデータも出ています。 

Facebook

日本でのFacebookユーザーは2200万人、人口の20%程度と言われてます。

一方、ここタイでのユーザー数は驚異の2400万人超え(2013年)。

タイの総人口が6800万人ですから、実に人口の35%がFacebookを使っていることになります。

また1日のアクティブユーザーは1300万人(全体の55%)となり、数字上タイ人Facebookユーザーの2人に1人は毎日かかさず活用していることになります。

facebook-cities

 

この画像はSocialBakersが2014年1月に発表した統計となりますが、Facebook利用者が1番多い都市はタイのバンコクでした。

その数、実に800万人超え(現在では1200万人とも言われています)。

バンコクの人口が800万人と言われてますから、普及率は何と「100%」以上(笑)。

このオカシな要因としては、地方出身のタイ人が住民票をそのままにしてバンコクで学生もしくは仕事をしているためだと考えられます。

いずれにしてもタイとりわけバンコクでFaceookは必須ツールと言えますね。

LINE

ここ1〜2年で最も勢いのあるSNSサービスと言えば、間違いなくLINEです。

タイでも例外なく多くのタイ人が活用しています。

2014年6月の発表によるとタイ人のLINE利用書は2700万人とFacebookを凌ぐ勢いでユーザーが増え続けています。

タイは日本に次いで世界2位のLINEユーザー数まで成長しました。

あまりの浸透スピードにLINE自体も今年、タイに支社をオープンさせたほどです。

余談ですが、LINEの国際展開を受け持つ子会社LINE PLUSはスペイン・台湾・タイと3カ国目になりました。

 

line-cookie

 

タイでLINEを一躍有名にしたのがこのゲーム「COOKIE RUN」です。

BTSに乗っていると特に目に付きますが老若男女、多くのタイ人が夢中になってやっています。

最近でこそ減ってはいますが、クッキーランはタイのアプリでも何週にも渡って売上1位を記録してました。

よく「タイでなぜLINEが流行ったのか?」という議論になりますが、僕は2つの理由が考えられると思っています。

①スタンプ:タイ語版「2ちゃんねる」などタイの掲示板では スタンプを使える機能があります。

よってタイ人にとってもスタンプ機能の充実したLINEは馴染み深かったと推測できます。

②日本発:親日国であるタイですから、日本から発祥したアプリというのは思いのほか大きく作用したのは間違いありません。

LINEは、今後もユーザー数を伸ばしていくことでしょう。

Instagram

当ブログ「SEKATABI」でも多く取り上げているInstagramですが、ここで改めてまとめてみることにします。

タイ人ユーザーが増えているのは僕も生活していて感じます。

その根拠として挙げられる1つが、Instagram本社が発表した統計データです。

 

instagram-thailand instagram-paragon

 

1枚目は2013年に最もInstagramで投稿された都市を指していますが、バンコクはニューヨークに次いで世界2位とされています。

また、2枚目は最も投稿された場所のトップ10を挙げています。

なんと1位に「サイアム・パラゴン(大型ショッピングモール)」、9位に「スワンナプーム国際空港」と2ヶ所もバンコクがランクインしています。

Instagramが、いかにタイ人に根付いているか見て取れますね。

また注目なのがInstagramを使ったマーケティング、日本ではあまり良しとされていないステルス・マーケティング(通称、ステマ)市場の規模が大きくなっているところです。

タイのステマ事情に関しては、書くの記事を参照して下さい。

FACEBOOKやINSTAGRAMで話題!タイの有名ステマ女子は日本の大学(某国際大学)に通う大学生

 

さいごに

今回はタイのSNS普及率と現状をまとめてみました。

タイでWEBマーケティングをする際にFacebook・LINE・Instagramの3つは外せませんね。

ミーハーなタイ人だからこそ、訴求できれば浸透は早いと言って間違いありません。

普及スピードが早いぶん飽きるのも早いのがタイ人なんですけどね(笑)。

タイ国内でもWEBをメインとしたマーケティングのコンサルティングをしています。

タイ語のFacebookページ運営やタイ人モデルを使ったInstagramでのステマなど、気になる方はお問合せ下さい☆

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ABOUTこの記事をかいた人

海外ノマドや旅行情報を中心に自身の経験を交えてブログで発信中。カメラやスマホなどのガジェット類も大好き(旅の7つ道具として紹介しています)。また、「タイ」をこよなく愛し1年の半分以上をパタヤとバンコクを中心に暮らしています。嫁はタイ人。