フリーランス(ブロガー)として独立して早くも2年目を迎えました。
独立直後は準備期間でもあったため、フリーランスとして他社からお仕事をもらう機会は少なかったです。
しかし、2年目からは多くの人や企業様と一緒に積極的な展開を開始。
そこで今回は、フリーランスの僕が独立した方法と仕事の取り方を書いてみました。
この記事の目次
フリーランスになってから現在までを振り返る
僕は2014年末頃、お世話になったタイ不動産投資会社バンコク支社を退社しました。
そこで一旦は他の会社に入社したんですが、意見の食い違いもあり結局フリーランスとして独立。
いきなりフリーランスという道を一切考えていなかった僕ですから、秒速で路頭に迷ってしまったワケです(笑)。
その頃既にブログを初めていたものの月の収入はたったの6,000円程度。
僕は本当に焦りました。
他の会社で働く予定にもしていたワケですから、貯金なんてほとんどありません。
また、何をするかなんて本当に決めていなかったんですよね。
もう1度再就職する道もあったんですが、せっかく勢いで投げ出されたんだから大好きなブログをとことんやってみようと決意。
幸い住居は、タイ国内ではタイ人彼女宅もしくは日本では実家があるので心配ありませんでした。
なので自分自身が食べていけるだけの収入を当面の目標として、ブロガー活動をスタート。
ようやく今ではおかげさまで、なんとか生きていけるまでになりました。
フリーランスとして「独立する方法」
今までの経緯をザックリと書きましたが、もちろん全てが順風満帆だったワケではありません。
食費はギリギリでしたから、タイ人の彼女に奢ってもらう始末。
本当に、今のタイ人の彼女には頭が上がりません。
そして僕がブロガーとしてどうやって生き抜いてきたかなんですが、自分自身でもイマイチ分かりません(笑)。
当時は食べていくことに精一杯で、あまり楽しかった思い出が無いんですよね。
つまり、ひたすら記事を書いただけ。
しかも何か特技があるワケではないので、僕が大好きな「タイ」を中心に旅行ノウハウを書いただけでした。
でも今思うと、これが僕にとっても良い経験でしたし読者にとっても少なからず役に立っていたからこそ今があります。
ただし現在のような執筆スタイルを確立できたのは、今年に入ってからくらいなものだったり。
自分の過去記事を見てみても、ビックリするくらいショボくて恥ずかしいほどです。
今となっては良い思い出ですが・・見るに耐えない文章なので近日中に書きなおしておきますね(笑)。
さて、「量は質を凌駕する」と多くの成功者は言います。
フリーランスになる以前の僕は、「質の悪いものを世に出すなんて絶対に嫌!」とか思っていました。
そういった理由から何かをやりたいけど、全て準備してからスタートする毎日。
でも全てを準備できることなんて、絶対に不可能なんですよね。
僕は「何か」を準備ばかりしていて、結局何も始めることが出来ませんでした。
資金がそろったらとか、文章が上手になってからとか・・。
とは言っても、何もやってないんですから絶対にそろうはずがありません。
今思えば当たり前すぎることなんですが、僕がこれに気付いたのは実はほんの最近の話なんです。
思ってもみない形でフリーランスとして世間に飛び出し、ただひたすら記事を更新していく過程で気が付きました。
書いて書いて書きまくって、ようやく文章力という質が付いてきたワケですね。
そんな経験をしたからこそなのですが、僕は独立したいと思っている人たちに伝えたい。
また、その言葉はまだまだ0.3人前である僕自身を鼓舞するためにも声を大にして言いたいこと。
「とりあえず、やれ!(とりあえず、書け!)」
専門分野を習得する「1万時間の法則」
マルコム・グラドウェル氏が書籍『天才! 成功する人々の法則』で提唱した1万時間の法則。
(※ところで、本書は勝間和代さんが見るに耐えないヒドい翻訳をしていますので買う必要はないです・・笑)
グラドウェル氏によると、どんな分野でも1万時間を費やすと必ずその道のプロ(専門家)になれるそうです。
では、1万時間とはいったいどのくらいの年数になるのか実際に計算してみました。
仮に週6日間を1日12時間働くとしたら、1週間で72時間になります。
年間は52週ですので、週72時間を52回繰り返すと3,500時間。
つまり1万時間とはこれだけ働いて、ようやく3年で達成できることになりますね。
一般的な会社員は8時間労働の場合が多いですから、となると4〜5年で1万時間というのが妥当でしょうか。
確かに会社で5年も働けば、ある程度の仕事は覚えて会社から認められる頃かもしれません。
ここで僕が何を言いたいかというと、やっぱりさっきの続きなんですが「量は質を凌駕する」ワケですよ。
そのためには、スタートは出来る限り早い方が良い。
資金ができてからとか、何かしら全ての準備をしてから始めるなんて言っていたら遅すぎます。
会社員なら本業をやりながらでも、副業的に少しでも時間を割いておく。
だって、考えてもみて下さい。
グラドウェル氏が提唱する1万時間の法則が正しいのであれば、誰でもどんな分野でも独立できるんですから。
そうなると、やらない手は無いですよね。
一方僕自身を振り返ってみると、やっぱり会社員時代にも少なからずブログを更新していました。
そして独立後も、やっぱりブログを更新する毎日。
ただ、正直なことを話すと1日12時間も働けてないと思っています。
となると会社員時代の2年間を含めた合計3年間であっても、1万時間には到底達していません。
甘く見積もっても、おそらく2,000〜2,500時間くらいと言ったところでしょうか。
まだまだ先は遠いですが、1万時間コミットすればプロになれると思うと何でも頑張れそうな気がしますよね。
ムリだと諦めそうなときや挫折しそうなときは、ぜひこの「1万時間の法則」を思い出してみて下さい。
フリーランス式「仕事の創り方」
独立1年目をなんとか乗り越え、フリーランス2年目からは他社さんと一緒に仕事をする機会も増えてきました。
ご一緒に仕事をして頂いてる方や今後ご一緒するであろう方、この場をお借りして御礼申し上げます!
さて、僕は現在フリーランスとして活動しています。
今まではずっと1人で仕事をしていましたが、最近はチームを組んで仕事することも増えてきました。
「1年目からすれば良いじゃん!」と思われるかもしれませんが、僕にはムリだったのです。
それは、1つも実績が無かったから。
もちろん天才肌の人とか既に専門性を持っている人なら、実績が無くても仕事を創れるのかもしれません。
しかし僕も含め、皆さんはそんな人ではないですよね?
そこで、ここからはフリーランスの僕が実践している仕事の創り方を順序立てて書いてみましたよ。
これからフリーランスになりたい読者さんは、ぜひ参考にされてみて下さいね!
①「今できることに集中する」
僕が独立してすぐは、ひたすら出来ることに集中しました。
そうブログを書くことですね。
と言えば格好が良いですが、何の専門分野も持ちあわせていなかったのでブログ以外に出来ることが無かったんですよね。
そのかいもあってか、今ではようやく「ブログを継続すること」が僕の専門分野の1つになっています。
また、ひたむきに取り組めば取り組むほど当然ながら出来ることの幅も広がっていきますよ。
例えば最初は書くことだけだった僕がブログのデザインを変更できるようになったし、SEOの知識も付いてきました。
他にも何かを詳しく書いたことによって、その分野に幾分か精通できるまでに成長していますよ。
特に独立当初は、1つのことに集中して自分の持てるリソースの全てをそれに費やした方が成果を出すのは早いはずです。
アレもコレもと分散させることも大切ですが、やっぱり1つに割ける時間は限られていますからね。
1つが出来たら次を攻める。
もしくは、1つのことに集中しながら必要なことに派生させていくと良いかもしれません。
②「今後やりたいことのために種を撒いておく」
1つのことに集中すると同時並行的に、「将来やりたいことの種」を撒いておいて下さい。
もちろん他のことに種を撒いちゃうのでリソースは分散されます。
しかし、やっぱり目先のことだけじゃなく将来の目標も明確にしておく必要があるんですよね。
なので何かを削って(睡眠時間でもTVの時間でも)、少しでも他の種に時間を割くことをオススメします。
例えば僕は、小さい頃から人前で話すセミナー講師とかスピーチの達人に憧れていました。
そのため色々なスピーチをYouTubeで観たり、実際にセミナーに足を運んだりすることに時間を割きましたよ。
おかげさまで最近では、北九州市や別府市でセミナー講師としてお話させて頂く機会も増えています。
また例えば、個人事業主さんや中小企業さんの集客をお手伝いしたいとずっと思っていてそのための種も撒いていました。
現在では記事広告や個別コンサルティングという形で、キレイな花が実り始めています。
③「成果物を持ってコワーキングスペースを訪れる」
フリーランスが仕事の幅を広げられる最も簡単な方法。
それは、同じようなフリーランスが集まる場所に積極的に足を運ぶことです。
もちろんWEB上でも、リアルでも問題ありません。
結果論になってしまいますが、僕の場合はコワーキングスペースでした。
たまたま訪れたコワーキングスペースで、多くのフリーランスに出会い面白い企画がスタートしています。
セミナー講師もそうですし、北九州市限定のオンラインサロンなんかもそう。
おかげさまでやりたかった仕事を少しずつ創っていけてます。
ただし、この法則が上手くいくのはあくまでも自分自身の成果物がある場合のみ。
もしくは専門的な分野を持っている場合に限られます。
何も無いのに仕事を創れるのは、それこそ天才肌の人のみですよね。
僕の成果物はずっと続けてきた「ブログ」でした。
また、以前から種を撒いていたセミナーの勉強や最近スタートさせた記事広告の数々です。
皆さんの成果物は何ですか?
④「他の地域でも③を繰り返す」
僕が最初に訪れたコワーキングスペースは、北九州市にある秘密基地さんでした。
そこで運営者さんと出会い色々な方を紹介して頂き、フリーランスとしての仕事の幅が広がっています。
でも、よく考えるとコレって他の地域でも同じことが出来ますよね。
自分の成果物や専門分野さえあれば、場所が変わろうが関係ないワケです。
そのため今では、北九州市だけではなく学生中にお世話になった別府市まで活動の幅が広がりました。
今後は僕の第2の故郷であるタイでも、仕事を創れるように少しずつ種を撒いていきます。
1つのコトあるいは1つの地域で上手くいけば「横展開」してみる。
多くの事象に使えそうな、普遍的な考え方ですよね。
⑤「新しいスキルを身に付けて①〜④を繰り返す」
ここまでがワンクール。
つまり、①1つのことに集中しつつ②将来の種を撒き③成果物を持って人に会い④他の地域で横展開する。
僕はここまで来るのに1年かかりましたが、既に次の1年を見据えています。
それは今持っているスキルを今以上に磨きをかけると同時に、新しいスキルを身に付けること。
今のスキルにプラスして、更に新しいスキルがあれば仕事の幅が広がりますよね。
また、新しく身に付けたスキルを持って他の仕事を創っていくことも可能になるワケです。
僕は今年(2016年)、撮影スキルとか改めてタイ語を本格的に身につけようと密かに動いていたりしますよ。
また、小さな頃から興味があった心理学とか哲学の勉強をしてみようなんて思っています。
毎年1つ以上スキルを身に付けていけば、1つ1つのスキルはそこそこでも全て集まれば他にない魅力的な自分になれるはずですから。
フリーランスって、大変なことも多いですが色々な可能性が広がるから面白いですよね!
さいごに
おかげさまでフリーランス(ブロガー)として独立して早いもので2年目を迎えました。
ですが、正直いろいろと挫折したことや出来なかったことも多いです。
ようやく食べていけるようになりましたが、現在の収入にも全然満足しているワケではありません。
今年は2年目ですので、初年度以上にフリーランスとして磨きをかけていきますよ。
合言葉は「とりあえず、やれ!(とりあえず、書け!)」ですかね。
今回の記事が、独立を目指していたり仕事を創っていきたい読者さんの参考になりましたら幸いです。
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