鞆の浦に行ってきた!ジブリ映画『崖の上のポニョ』の舞台を写真とともに紹介します

広島県福島市の小さな港町・鞆の浦。

坂本龍馬率いる海援隊の「いろは丸」が沈没した場所としても有名ですね。

ジブリ好きにとっては、『崖の上のポニョ』のモデル地として親しまれているかもしれません。

そんな鞆の浦を観光してきましたので、アクセス方法も含めて書いてみました。

素朴な港町で、本当に素敵でしたよ。

 

ジブリ映画『崖の上のポニョ』

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日本でも根強いファンの多いジブリ映画と言えば、『崖の上のポニョ』ですよね。

これは、海に住む魚の子「ポニョ」が5才の人間「宗介」と生きたいと奮闘する可愛らしい物語です。

もちろん全くのおとぎ話ではありますが、僕はこのアニメに出てくる舞台がとても懐かしく感じていました。

ずっと「何でだろう?」と思っていたましたけれど、たぶん日本人が思う田舎の港町が舞台だから。

たぶん、日本人のDNAにはアニメに出てくる風景を無条件で「懐かしい」と思う感性があるんではないでしょうか。

崖の上のポニョってジブリ映画でも特に子どもっぽい印象がありますが、素敵な物語ですのでぜひご覧下さい。

既に見たって方は、改めて見るとまた違った良さを再確認できるかも?

 

『崖の上のポニョ』の舞台は福山市・鞆の浦?

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さて、そんなジブリ映画『崖の上のポニョ』ですが、ある小さな港町が舞台(モデル地)だと言われています。

それが広島県福山市にある「鞆の浦」という港町です。

崖の上のポニョが制作されている前後で、なんと宮﨑駿監督が実は鞆の浦に長期滞在していたのだとか。

真相は定かではありませんが、ジブリ映画大好きっ子の僕はいつか行ってみたいと思っていました。

そしてようやく昨月に時間が出来ましたので、両親と一緒に鞆の浦観光へ。

実際に訪れたこの小さな港町は、確かに崖の上のポニョの舞台と言ってふさわしい素敵な港町でした。

何てことない港町なんですが、日本人としての僕の心に「懐かしさ」みたいなものを感じずにはいられません。

今回の記事では、写真を中心に鞆の浦の魅力を書いていました。

記事の最後にはJR福山駅から鞆の浦へのアクセス方法も記載していますよ!

 

「鞆の浦」の素敵な風景たち

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鞆の浦のシンボルと言えば、上の写真にある「常夜灯(灯台)」です。

これは一説には、安政六年己未七月(1859年)に建設されたと言われていますね。

オランダ商館の医師・シーボルトが記している通り、当時はかなり「活気に溢れた町」だったようです。

この常夜灯は、毎日行き来する船を昔からずっと見守っていたに違いありません。

当時の建物がのこる町並み

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改築してはいるのかもしれません。

しかし、鞆の浦には昔懐かしい民家が、そのままに残っています。

僕はこんな昔ながらの町並みが大好きで、歩いているだけでも続々しちゃいまいた。

これからも、ずっと未来永劫残ってほしい日本の素晴らしい風景の1つですね。

また行きたいな、鞆の浦。

保命酒(ほうめいしゅ)の町

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そして町には、多くの酒屋がありました。

鞆の浦はもともと「保命酒」で栄えた町なのだとか。

養命酒は、僕もその存在を知っていました(飲んだことけれど)。

14種類の生薬により滋養強壮の効能を持つお酒のことで、テレビCMでもお馴染みですよね。

一方、保命酒は鞆の浦の特産品で厳密には医薬品ではありません。

13種類(生薬)+3種類(焼酎・もち米・麹)が入っており、お酒に分類されます。

実際に僕も試飲してみましたが、味はかなり独特でしたね(たぶん養命酒もあんな感じのはず)。

また、少し独特感を抑えた梅酒や梅酒や杏酒などもありました。

この2つは大変美味しくて、保命酒の老舗「岡本亀太郎」さん本店でお買上げ。

 

上から見る鞆の浦の風景は格別だった

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鞆の浦を思う存分楽しむならば、上からの風景が格別です。

少し小高い丘の上まで登るとこの素晴らしい絶景が待っていますよ。

何もない小さな港町なんですが、僕はどこか異国の世界遺産を見るより感動しました。

海外大好きな僕ですけど、やはり日本人としてのDNAには勝てませんね(笑)。

途中の細い一本道も味がある

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上からの風景を眺めるために歩いた小さな一本道。

石畳の何ともない細道ですが、これがまた味があって素晴らしい。

素敵な1枚が撮れました。

予期せぬところで、予期せぬ美しい風景に出会えるから面白いですよね。

今回の旅を通して「鞆の浦」が大好きになりました!

 

JR福山市から鞆の浦への行き方(アクセス)

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鞆の浦へのアクセスは、JR福山駅からが1番簡単です。

JR福山駅を降りると直ぐに、鞆の浦行きのバス停(定期バス)が見えてきますよ。

お値段は片道550円(終着地)。

また、レトロな「トモテツボンネットバス」も走っているようです。

残念ながら数が少なくて、僕は乗るどころか見ることすら出来ませんでした。

予約必須(お申込み電話番号:084-952-3100)。

乗られた方は、ぜひ写真とともに感想を教えて頂けましたら嬉しいです。

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さいごに

ジブリ映画は僕も大好きで、全ての映画の舞台(モデル地)に行きたいと思っています。

今回は『崖の上のポニョ』の舞台・鞆の浦。

何もない小さな港町でしたが、本当に美しい場所でした。

歩いているとポニョや宗介に会えるんじゃないか・・とか思ったくらい(笑)。

この素晴らしい風景が、ずっと変わらず未来永劫残っていることを切に願っています。

日本人に生まれて良かった!

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海外ノマドや旅行情報を中心に自身の経験を交えてブログで発信中。カメラやスマホなどのガジェット類も大好き(旅の7つ道具として紹介しています)。また、「タイ」をこよなく愛し1年の半分以上をパタヤとバンコクを中心に暮らしています。嫁はタイ人。