日本でも好きな人は大好きな宝くじ(ロッタリー)。
ここタイでは日本以上に宝くじを買うタイ人をよく見かけます。
今回は、そんなタイの宝くじの当選番号の見方から、その仕組みまで徹底解説してみました。
一攫千金も夢じゃない!?
タイの「宝くじ(ロッタリー)」

タイの公営宝くじで最も有名なものをタイ語で「サラーク・キン・ベェング」と言います。
もともと昔の宝くじはタイのマフィアが仕切っていましたが、それに対向するため政府が公式に始めた経緯があります。
それが市民にも浸透し、今では「サラーク・キン・ベェング」が一般的になっています。
よって、現在よく見かける上の写真のような宝くじはマフィアが絡んでいませんのでご安心下さい。
日本でもお馴染みの年末ジャンボ宝くじやサマージャンボ宝くじと同じものに当たります。
宝くじ(タイ)「抽選券の見方」
日本の宝くじと一緒で、タイの宝くじにも「組番号」と「抽選番号」が記載されています。
上の写真のように左側の2つの数字が組番号。
6つの数字が抽選番号です。
ちなみに、日本と違って1つの抽選番号に2つの組番号が発行されています。
つまり写真のように、「090234」の組番号は「63」と「64」です。
タイの宝くじは2枚1ペアで販売されていますので、抽選まで両方を必ず保管して下さい。
僕は今回、写真のように①と②の計2つを購入してみました。
宝くじ(タイ)「買い方」
買い方はとっても簡単。
町中や街頭、特に寺院などでおばちゃんが上の写真のような宝くじを木製ボードで何枚も販売しています。
そこから好きな番号を選んで購入しましょう。
値段は1枚40バーツですが、必ず2枚1ペアになっています。
よって1つの番号、例えば上の写真で言う「090234」は80バーツ。
ただ、販売しているおばちゃんによって値段はまちまち。
100バーツで販売する人もいれば、120バーツで販売する人もいます。
つまり80バーツが基本価格(宝くじ自体の値段)で、それよりも高く販売している値段がおばちゃんの儲けになります。
(例)100バーツ(販売価格) – 80バーツ(宝くじ自体の値段)= 20バーツ(おばちゃんの取り分)
なので買う際は、出来るだけ80バーツに近い価格で販売してくれるおばちゃんから買うのが良いでしょう。
宝くじ(タイ)「仕組み」

少し見にくいですが、写真は先程の宝くじ用紙の裏側になります。
赤線で囲っている部分が当選枚数と当選金額。
宝くじ(タイ)「当選金額と当選枚数」
以下、写真のような赤い枠線部分を上から順番に記載しています。
※2015年5月現在
①1等:1枚に付き200万バーツ(1個)
抽選番号と6つ全てがピッタリの場合。
また、面白いのが日本と違い組番号が関係ないことです。
更に2枚1ペアですので、200万バーツ×2で合計400万バーツとなります。
つまり2枚1ペアなので、1等が当たれば日本円で約1500万円(400万バーツ)となります。
②2等:1枚に付き10万バーツ(5個)
こちらも抽選番号と6つ全てがピッタリの場合。
1等とは別に5個のランダムな数字、かつ組番号も一切関係ありません。
2枚1ペアなので、こちらも10万バーツ×2で合計20万バーツ(約70万円以上)となります。
③3等:1枚に付き4万バーツ(10個)
こちらも当選番号と6つ全てがピッタリの場合。
1等と2等とは別に10個のランダムな数字、かつ組番号も一切関係ありません。
同じように2枚1ペアなので、こちらも4万バーツ×2で合計8万バーツ(約30万円)となります。
④4等:1枚に付き2万バーツ(50個)
こちらも当選番号と6つが全てピッタリの場合。
1等・2等・3等とは別に50個のランダムな数字、かつ組番号も一切関係ありません。
もちろん2枚1ペアなので、こちらも2万バーツ×2で合計4万バーツ(約15万円)となります。
⑤5等:1枚に付き1万バーツ(100個)
こちらも当選番号と6つが全てピッタリの場合。
1等・2等・3等・4等とは別に100個のランダムな数字、かつ組番号も一切関係ありません。
クドいようですが2枚1ペアなので、こちらも1万バーツ×2で合計2万バーツ(約7万円)となります。
⑥1等前後賞:1枚に付き5万バーツ(2つ)
こちらは1等の当選番号の前後1つ違いの番号の場合。
日本で言うところの前後賞というやつです。
お馴染みの2枚1ペアなので、こちらも5万バーツ×2で合計10万バーツ(約35万円以上)となります。
⑦下3桁賞:1枚に付き2千バーツ(4,000個)
こちらはランダムに3つの数字が割り当てられます。
抽選番号の下3桁がピッタリな場合。
言わずもがなですが2枚1ペアなので、こちらも2千バーツ×2で合計4千バーツ(約1万5千円)となります。
⑧下2桁賞:1枚に付き千バーツ(10,000個)
こちらはランダムに2つの数字が割り当てられます。
抽選番号の下2桁がぴったりな場合。
最後になりますが2枚1ペアなので、こちらも千バーツ×2で合計2千バーツ(約7千円)となります。
宝くじ(タイ)「販売期間と抽選日」
タイの宝くじ(サラーク・キン・ベェング)は、「①1〜15日」と「②16〜30日(もしくは31日)」の月2回で販売されます。
つまり、抽選日も月2回ですね。
②の抽選日が1日で、①の抽選日が16日となるのが一般的です。
ただし、5月はメーデーということもあり抽選日が2日と16日に変更します。
そして12月の抽選日は1日・16日・30日の3回になります。
理由としては、年末年始の関係で1月1日の抽選日が前倒しで12月30日に行われるからです。
よって、1月の抽選日は必然的に16日の1回のみ。
宝くじ(タイ)「当選番号の確認方法」

タイの宝くじの当選番号を確認する1番簡単な方法はインターネットです。
いろいろなサイトで当選番号が見れますが、僕がオススメするのは「Sanook!」というところ。
多くのサイトが当選番号をただ記載しているのに対して、このSanook!は数字を打ち込めば当選しているかどうか一発で分かります。
これはメッチャ本当に嬉しい機能ですよね!
だって、当選番号が多すぎて、特に何枚も宝くじを買う人は1枚1枚チェックするのが大変ですから。
宝くじ(タイ)「Sanook!の使い方」
先ずは、こちらのサイト(http://news.sanook.com/lotto/)をクリックして下さい。
上の写真と同じものが出てきます。
こちらがSanook!の宝くじ当選番号ページになります。
写真の右側の赤枠の検索ボックスに、購入した宝くじの抽選番号を打ち込みます。
その下の選択ボックスは左から曜日・月・年(タイ仏暦)です。
ちなみにタイ仏暦の見方ですが、通常僕らが使う西暦に543年を足した年と思って下さい。
(例)2015年(西暦)+ 543年 = 2558年(タイ仏暦)
よって、写真では2015年5月16日となります。
※タイ語が読めなくても、最初に出てくる選択ボックスの数字が最新の当選日ですのでご安心下さい。
本当に当たるの!?

宝くじなんか絶対に当たらないよ!という声が聞こえてきそうですね。
でも、僕は過去に10万バーツ(2枚1ペアなので実際は20万バーツ)を2回当てた女の子に会ったことがあります。
また下3桁・下2桁なら数も多いので結構な確率で当たるようです。
なのでタイで一攫千金もあり得るかもしれませんよ!
ちなみに、僕も誕生日はちょうど抽選日と5月16日だったので縁起を担いで買ってみました。
はい・・見事にハズレたとさ(笑)。
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さいごに
日本でもお馴染みの宝くじ。
タイでも人気が高く、よくタイ人が買っているのを目にします。
今回、僕も知らなかったタイの宝くじ事情を調べて書き上げました。
紹介したサイトを使えば当選かどうかも直ぐに調べられますから便利ですよ。
これからは僕も気が向いたときはボチボチ買ってみます。
狙うぞ!タイで一攫千金(笑)。


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