6月末から10日間バンコクの伊勢丹にて開催された九州・四国フードフェア。
僕も折角なので見に行ってみました。
会場は日本らしい静かな趣でしたが、こういった日本絡みのイベントはドンドン増えていくでしょうね。
「盛り上がり」を見せるのってホントに大切だと実感。
九州・四国フードフェア@バンコク伊勢丹

福岡商工会議所が7年ぶりに開催(2007年以来)した、「九州・四国フードフェア」に行ってきました。
開催地はバンコク・サイアムのセントラル・ワールド内の伊勢丹。
5階に特設ブースを設けて福岡を中心に12社が参加しているようでした。
「福岡」でさせそうですが、「九州」とか「四国」とかはタイ人にとってあまり馴染みのない地域かもしれません。
事実、日本の観光地でも有名どころはやっぱり「東京」「京都」「大阪」に限られてきます。
最近でこそ「北海道」は、かなり上手なマーケティング戦略をしており地方都市では唯一、タイでも知名度が増しています。
そんな地方都市劣勢の中、開催された九州・四国フードフェアは日本の地方都市を紹介する良いスタートだったかもしれません。
出身地「福岡」からも参加

僕の出身地である福岡県からは多くの企業が参加していました。
名物である「明太子」は特設ブースを設置して、力の入れようが他の企業よりも大きい印象。
伊勢丹は旅行や留学などで訪日したことのある裕福層の利用が多くて有名ですが、タイ人のほとんどが「明太子って何!?」状態のはず。
今回のフードフェアは、そういった点では残念だったかなと個人的に思っています。
「盛り上がり」を見せることの重要性

タイ人の本質は、「友だちと感動とか素敵なことをシェアしたい!」とか「皆に見てほしい!」 にあると思うんです。
特に文章で書くよりも「写真」でシェアすることが一般的。
SNS文化であり写真の文化であり、右脳(直感)型の人種なんですよね。
だからスタンプが可愛いLINE人気に火が付いて、写真だけで友だちと共有できるinstagramの利用者が増えているように感じます。
そこで今回の九州・四国フードフェアですが、僕も足を運びましたが「盛り上がり」というのが一切見えませんでした。
僕の思う盛り上がり感というのは、「どれだけ人とシェアしたい絵柄がそこにあるか」とか「写真におさめておきたい楽しい雰囲気があるか」とかだと思うのです。
事実、同日に行われたイベントになるとFacebookやinstagramでの投稿数が数えられないほどありました。
参加者のそういったSNS上での投稿が新たなお客様を呼びこむなど、多大な影響力を持っています。
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さいごに
確かにフードフェア自体が「盛り上がり」を演出するには難しい素材かもしれません。
また、福岡商工会議所とか大手企業とかの建前上そういった雰囲気を出すのはNGだったかもしれません。
しかし「郷に入りては郷に従え」という言葉にもあるように、タイで認知度を上げるためには今までやってきた常識を覆す必要があると思うんです。
そこにクリエイティブさっていうものが発揮されるのかなと小生ながら言ってみたり。
次回開催される際はぜひ、僕もお手伝いさせて頂きますよ☆笑


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