タイ・パタヤにはタクシーがない!?パタヤ市内の移動にはソンテウ(乗り合いタクシー)を活用しよう

タイでも特に人気が高いリゾート地パタヤ。

しかし、バンコクと違ってタクシーがあまりなく初心者には難しいイメージがあるかもしれません。

そんなパタヤ市内での移動は、もっぱらソンテウ(乗り合いタクシー)。

今回は、初めての人にも分かるようにソンテウの料金や乗り方などを詳しく書いてみました。

これを乗りこなせば、あなたもパタヤ通!?

 

パタヤにはタクシーがない!

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バンコク市内では、当たり前のように走っているカラフルなタイのタクシー(Taxi)。

しかし、実はバンコク以外の都市ではあまり走っていません。

そう今回ご紹介するパタヤも例外ではなくて、タクシーを見ることはほとんどないですね。

(※パタヤ⇔バンコクなど、長距離用のタクシーはあり)

では、パタヤ市内の移動はどうするのでしょうか。

それは、「ソンテウ」という言わば乗り合いタクシーを利用することになります。

これが意外と曲者で、車両には窓など一切ないですから必然的にクーラーも付いていません。

言わば、完全なるオープンカーです。

でもソンテウで走るからこそ、パタヤビーチ沿いは開放的で最高に気持ち良いですよ。

初心者には少し難しいソンテウですが、慣れるととっても便利です。

そこで今回は、パタヤでよく見るソンテウの料金と乗り方をまとめてみました。

 

ソンテウの乗り方

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乗り方といっても至ってシンプル。

ただ走っているソンテウに手を上げて乗れば良いだけ(笑)。

しかし、料金とか降りるときとか初心者旅行者向けにもう少し詳しく書いてみますね。

「バスターミナル⇨パタヤ市内」

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先ずは、パタヤの玄関口パタヤバスターミナルからパタヤ市内のソンテウに関してです。

バンコクのエカマイ(東)バスターミナルから2時間ほどすると、パタヤバスターミナルに到着しますよね。

その後、パタヤ市内のホテルまではこのソンテウで移動することになります。

バンコクからの高速バスを降りると、直ぐにソンテウの乗り合い場が見えますよ。

乗り合いのタクシーですから、安心して乗車して下さい。

さて、ソンテウに乗る前に必ずドライバーさんへホテル名を告げましょう。

出発前に料金を支払いますが、パタヤビーチロードであれば基本的に「一律30バーツ」です。

(※セカンドロードやジョムティエンビーチなど、目的地によって料金が異なる)

なお、パタヤバスターミナルで待っているこれらのソンテウは満席になり次第の出発となります。

出発後は目的地のホテルに近くになると、ドライバーさんがソンテウを止めてくれますので下車しましょう。

「パタヤ市内(セカンドロード&ビーチロード)」

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パタヤバスターミナルから無事にホテルに到着したら、実際にパタヤ市内を散策してみましょう。

そこで便利なのが、もちろんソンテウです。

ただし、パタヤバスターミナルと違ってパタヤ市内のソンテウは「流し」方式。

つまり「好きなところで乗って好きなところで降りる」というシンプルなようで初心者には難しい方式ですね。

しかし、ここから詳しくご説明しますから難しいことはありません。

上の写真は「パタヤビーチ周辺」の簡易マップです。

1番上の水色っぽいところが、かの有名なパタヤビーチですね。

そのパタヤビーチに平行して走っている道が「Beach Road(ビーチロード)」というメイン通り。

多くの旅行者が、この周辺のホテルを予約されたかもしれませんね。

(※パタヤ最大の繁華街「ウォーキングストリート」に行く場合もこのソンテウに乗ればOK)

そして、そのビーチロードと平行してパタヤビーチより内陸側に走る道を「Second Road(セカンドロード)」と言います。

パタヤのソンテウは、基本的にこの2つの道を1周する形で走っています(流し方式)。

この道のどこから乗っても、必ず1周しますから迷うことはないですよね。

道沿いであれば、どれだけソンテウに乗っても「一律10バーツ」の明瞭会計です。

ただし、あくまでもパタヤ半周分が10バーツ(例えば、ビーチロードの端から端までなど)。

よってビーチロードからセカンドロード(またはその逆)のパタヤ1周分になると、「一律20バーツ」換算となりますよ。

ナクルア&ウォンアマットビーチに行く方法

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パタヤには、パタヤビーチの他に「ウォンアマットビーチ」という高級ビーチもあります。

場所はナクルアという地区になるのですが、普通のソンテウでは向かえません。

そのため、パタヤビーチを一周する流しのソンテウから乗り換える必要がありますね。

少し分かりにくいですから、「ナクルア地区への行き方」は記事にしました。

下の記事のちょうど真ん中あたりに書いていますので、詳しくは、そちらを参考にされて下さい。

ナクルア地区は、パタヤでも特に個人旅行&長期滞在者にオススメの滞在先ですよ。

ナクルア地区はディープなパタヤを楽しみたい個人旅行にオススメの滞在先だから人気ホテルをまとめみた

2014年12月11日

 

ソンテウの基本構造

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さて、ここからはソンテウの基本構造についてご紹介します。

ソンテウの乗客が座るスペースは、上の写真の通り。

左右ともに、だいたい5名程度(合計10名程度)が座れるようになっています。

ただ、パタヤ市内の流しのソンテウは数が多いですので満席になることは滅多にありません。

ゆったりと座って、海風を浴びながら走るパタヤビーチロードは最高ですよ。

満席の場合は立席アリ

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ちなみに、満席の場合は無理矢理立って乗ることも可能。

パタヤバスターミナルから乗車するソンテウなんかでよく見る光景ですね。

ただし、慣れないと危険ですから立席はあまりオススメしません。

どうしても満席の場合は、次のソンテウを待ってノンビリと移動しましょう。

どうせ、直ぐに次のソンテウが来ます(笑)。

 

ソンテウから上手に降りる方法

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ここまではソンテウの料金や乗り方をご案内してきました。

でも、「どうやって降りるの?」と思った読者も多いかもしれませんね。

パタヤのソンテウは例え流しであっても、日本のバスとは違い各停停車ではありません。

そのため目的地あるいは付近に到着したら、自分で降りる意思をドライバーさんに伝える必要があります。

上の写真のようなブザーが各ソンテウに付いていますから、降りる場合はブザーを押しましょう。

好きなところで乗れて、好きなところで降りれる本当に便利な乗り物ですよね。

運賃は、直接ドライバーさんに渡してあげて下さい。

それでは「ソンテウ(乗り合いタクシー)」と一緒に、南国の楽園パタヤの旅をどうぞ!

パタヤ旅行で絶対におすすめしたい人気ホテルベスト5

2016年3月21日

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Agora.com

Expedia.co.jp

Hotels.com

 

さいごに

当記事でも書いているように、パタヤにはタクシーが一切走っていません。

しかし、それがまた南国チックでたまりませんね。

パタヤビーチをソンテウで颯爽と走れば、暑さも忘れるほどの快適さ(いや暑いか・・笑)。

今回は、初心者にも分かりやすくパタヤ市内でのソンテウの乗り方や料金について書いてみました。

タイ・パタヤ旅行の参考になっていましたら幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

海外ノマドや旅行情報を中心に自身の経験を交えてブログで発信中。カメラやスマホなどのガジェット類も大好き(旅の7つ道具として紹介しています)。また、「タイ」をこよなく愛し1年の半分以上をパタヤとバンコクを中心に暮らしています。嫁はタイ人。