僕は東京が大好きです。
人も多くて街がカオスな感じがたまりません。
そんな東京を約1週間かけて、僕はタイ人の彼女と旅行してきました。
今回は、僕とタイ人彼女との東京旅行から学んだ訪日外国人旅行者にオススメしたい「東京観光プラン」を作ってみたよ。
主に欧米人とタイ人旅行者向け。
この記事の目次
外国人の玄関口「羽田空港」到着!

タイや海外からの訪日外国人旅行者が東京観光で絶対に訪れる場所。
それが羽田空港です。
もちろん成田空港もありますが、やっぱり利便性が良いのは羽田空港で連日多くの訪日外国人旅行者を見かけます。
僕の彼女も例外なく羽田空港に降り立ち、いよいよ1週間という長くて短い東京観光の始まり。
と言っても、僕は福岡から成田空港に向かいその足で羽田空港へ向かいました(笑)。
一足先にタイから地元の福岡に戻り、料金も安いLCC(Jetstar)を活用し東京に訪れたという経緯です。
羽田空港の到着ゲートはWiFiもあまり速度が良くなかったため、羽田空港内にあるWiFiカフェで1時間くらい仕事しました。
雰囲気も良くて、飛行機の離発着が見える展望スペースがあるのでオススメです。
訪日外国人旅行者を全てひとくくりにすべからず

2015年には訪日外国人旅行者数が、何と1,900万人を突破したようです。
これは僕としても本当に嬉しく思っています。
そんな中、読者の多く(特に関東圏)も友だちやビジネスパートナーを東京観光に案内する場面が増えてきたかもしれません。
しかし、その案内方法は間違っていたりはしませんか?
これから訪日外国人旅行者を観光案内する上でとても大切なことをお話しします。
訪日外国人旅行者を案内する前に

そう、難しいことではありません。
訪日外国人旅行者と言っても、欧米人もいればアジア人だっています。
もちろんそれ以外の外国人旅行者も。
僕ら日本人が海外旅行に行ったとき、趣味趣向が違う観光名所やレストランに連れて行かれて嫌な思いをしたことはありませんか?
そういった苦い経験をしている日本人は多いことでしょう。
しかし、いざ訪日外国人旅行者を案内するときによく「ひとくくり」にして観光プランを作ってしまっている場合を多く見かけます。
ですので僕は訪日外国人旅行者を日本案内するとき、必ずそういった部分に気を付けるようにしています。
そのため、今回の東京観光プランでは各国の訪日外国人旅行者をグループ分けして作ってみましたよ。
と言っても残念ながら、僕には全ての国の人々を細分化した東京観光プランを作れるほどの経験はありません。
ですので、主に訪日欧米人旅行者と僕の彼女である訪日タイ人旅行者向けの東京観光プランをメインで書いてみました。
なお、各国別の訪日外国人旅行者事情を知りたいのであれば下記の書籍がオススメです。
これは日本の観光産業に従事する人々にとって、まさにバイブルと行っても過言ではないかもしれませんね。
僕も一気に読んでしまいました(観光業に従事してないけれど・・)。
訪日外国人旅行者が共通で楽しめる「東京観光プラン」
東京観光の名所や絶対に訪れたい観光地はたくさんあります。
これに付いては、多くの訪日外国人旅行者も文句ナシで納得されると思っています。
そんな訪日外国人旅行者全てに、きっと喜んでもらえる東京の観光地を実体験を元に厳選してみました。
東京って本当に素敵な場所ですよね。
歴史もモダンな文化も、そして美味しいレストランも全てが密集していますから。
着物レンタル体験

日本に来たら絶対に押さえておきたい着物レンタル体験。
僕も問答無用でタイ人の彼女と体験してきました。
値段も思っていたほど高くなく(5,000円程度/人)、それでいてちゃんとした伝統的な着物でしたよ。
僕ら日本人もそうですが例えばバリ島に行けばバリの伝統衣装を着ます。
そして、タイに行けばタイの伝統衣装を着たいと思うのが常。
訪日外国人旅行者もやっぱりその傾向が強く、僕らの他にも数組の外国人旅行者を見かけました。
この着物レンタル体験の良いところは、着物を着たまま夕方まで東京観光が出来ちゃうこと。
僕らは「THE 和」を着こなしたまま、浅草行ったりスカイツリーに行ったりでかなり目立っていたことでしょう。
訪日外国人旅行者もやっぱり日本の着物には興味があるのか、ただただ物珍しいのか・・(笑)。
メチャメチャ写真を撮られてたのが印象的でした。
そんな東京で着物レンタル体験が出来るオシャレな「橋楽亭」さん。
JR東京駅からほど近い三越前駅から徒歩3分の場所にあるCORED室町の3階にあります。
ディズニーリゾート

東京観光で絶対に外せないのが、やっぱり夢の国「東京ディズニーリゾート」ですよね。
僕らも雨天の中、2日間(ランドとシー)思う存分遊び倒してやりました(笑)。
東京のディズニーリゾートはやっぱり評価も高く、香港にあるディズニーランドの数倍上を行く高評価。
アジアではもちろん東京がNo.1で、本国アメリカにも引けを取らないと言っても過言ではないかもしれませんね。
もちろん規模では惨敗ですが・・(笑)。
そのため、特にアジアからの訪日外国人旅行者はディズニーランドと言ったら絶対に東京へ訪れる傾向にあります。
老若男女すべての旅行者が楽しめる観光地ですよね。
鎌倉観光

東京ではなく厳密には神奈川県ですが、東京観光の際に少し足を伸ばしたいのが鎌倉。
僕は今回が初めてでしたが、訪日外国人旅行者が好んで鎌倉にも訪れる理由が少し分かった気がします。
JR東京駅から電車で約1時間ですので、ぜひ行ってみていほしいですね。
しっかりと整備されていて、それいでいて古き良き建造物が残る何とも言えない素敵な街並みです。
東京からだと、古都「京都」に行くには通すぎる。
けれど、もっと伝統的な日本を体験したいという訪日外国人旅行者にはピッタリなロケーションでした。
そう言えば、東京から京都に向かう訪日外国人旅行者数は少ないと聞いたことがあります。
確かに鎌倉に行けばとりあえず満足できまてしまうワケですね。
こういったロケーション面でも、鎌倉はかなりのアドバンテージを持っていると言えます。
東京からそんなに遠くないですから時間を作ってぜひ行かれてみて下さい。
「訪日欧米人旅行者」好みの東京珍観光スポット
ここからは、訪日外国人旅行者を大きくカテゴライズして彼らの趣味趣向に合った東京の観光名所をまとめてみました。
先ずは訪日欧米人旅行者向けの東京プラン。
彼らは今のところ先進国ですから、日本に落としてくれる外貨もアジア勢に比べると多いイメージがあります。
特にオーストラリアやニュージーランド、もしくはヨーロッパなどからの観光客。
僕ら日本人もそうですが、遠い外国に旅行にいくなら長期で旅行しようと考えるのが普通ですよね。
そのため、こういった訪日欧米人旅行者が日本で使う外貨も必然的に大きくなるワケです。
ただ彼らのような欧米からの旅行者の受け入れが日本はまだまだ少ないのも事実。
彼らは、統計的に日本の歴史や文化に興味を持つ傾向にあるようです。
ですが今回はちょっと趣向を変えて、彼ら欧米人が意外と楽しんでいる東京観光の珍スポットを書いてみました。
渋谷・スクランブル交差点

東京でも特に人が密集している渋谷。
JR渋谷駅を降りると見えてくるのが渋谷109のある交差点。
ここは通称スクランブル交差点とも言われ、その名の通り交差点が「スクランブル」つまりごちゃごちゃに混ざってカオス状態。
それでいて、通行人がほとんどぶつかり合うことがない。
全く持ってキレイに交差するのですから、田舎出身の僕にとってもビックリさせられる光景でした(笑)。
こんな不思議で忙しい交差点って世界広しどおそらくここ東京にしか無いはず。
そう言った理由から訪日外国人旅行者、特に欧米人にとっての観光名所になっているようですね。
実際、僕が行ったときも多くの観光客らしき欧米人がカメラやビデオを構えて撮影会を行っていました。
アジア人はあまり見なかったのが、何とも印象的だった欧米人向けの観光名所(?)です。
ロボットレストラン
もう1つ東京でも特に変わった珍観光名所を見つけました。
それが、上の動画(YouTube)で紹介されているロボットレストランです。
このロボットレストランは、僕ら日本人にはあまり馴染みが無いかもしれませんね。
しかし、訪日外国人旅行者の中ではかなり有名なようです。
多くの欧米人が訪れていて、あのトリップアドバイザーでも東京のNo.1観光地の称号も獲得したとか。
僕もタイ人の彼女を連れて遊びに行ってみましたが、ほとんどが欧米人という異様な感じ。
そしてタイ人の彼女はロボットレストランをあまり好きではない様子・・。
女性ということもあるのかもしれませんが、やっぱりこちらも訪日欧米人向けの東京珍スポットです。
「訪日タイ人旅行者」にマストな東京観光名所2選
ここからは僕の得意分野である訪日タイ人旅行者向けの東京観光プランを作っていました。
訪日タイ人は2013年7月から一気に伸び、旅行者数は留まることを知りません。
なぜ2013年からの伸びが多いのかというと訪日タイ人旅行者に対するビザが免除されたから。
つまり、15日以内の旅行であればタイ人はビザを取らずとも日本に来れるワケです。
タイはもともと親日国でしたが日本行きビザのハードルは高く、日本旅行は一般的ではありませんでした。
もちろん所得も低かったということもありますが。
しかし円安や格安航空(LCC)など外的要因相まって、ずっと人気だった日本ですからビザ免除とともに一気に爆発したようですね。
さて話を戻し、タイ人の日本旅行の傾向を見ると実に凝っているのが分かります。
タイ人って実はミーハーな人種なんですよ。
そのため、テレビで取り上げられた観光地とかインターネットで話題のレストランなどに殺到する傾向にあります。
また、友だちや回りからの口コミ(特にSNSなど)の影響力も絶大です。
ドラゴンファーム

そんな訪日タイ人旅行者に絶大な支持を得ているのが、この何の変哲もないイチゴ狩り農園「ドラゴンファーム」さん。
千葉県の片田舎にあるこの小さな農園は、オンシーズンになるとタイ人の団体客が押し寄せます。
ところでタイ人が1番旅行する時期が4月中旬の「ソンクラーン」ですが、僕もそのときに足を運んでみました。
ちなみに、ソンクラーンとは日本で言うゴールデンウィークのような大型連休のこと。
その時期に行ってみると、いるわいるわタイ人のオンパレード。
大型バスを貸し切っておそらく東京から来たんでしょうか、団体連れでイチゴ狩りを楽しんでいましたよ。
この農園、最初は口コミ(SNSなど)で広がったようですが今ではタイのテレビに取り上げられるなど知らない人はいないほど。
また、ドラゴンファーム自身でも今では積極的にタイに出向きPRをしているようですね。
マツモトキヨシと多慶屋

最後はマツモトキヨシと多慶屋も忘れずに。
中国人の爆買が話題になっていますが、実はタイ人も負けていません。
特にタイ人女性はショッピングが大好きですから、東京観光では絶対に外せないプランの1つです。
中でも化粧品を多く取り扱っているマツモトキヨシや、日本のお菓子がたくさんある多慶屋は人気が高いようですね。
マツモトキヨシは九州にもあるので知っていましたが、多慶屋なんて初めて聞きました。
これもやっぱりFacebookなどの口コミで広がっていったんだと思われいます。
ソンクラーン時期に行けば、特に多慶屋なんかタイ語以外の言語は聞こえてこなかったほどですからね(笑)。
そしてタイでも流行ったキットカット(抹茶味)が飛ぶように売れていました。
東京の格安ホテルを見てみる!
さいごに
今回は5,000文字という長文で、訪日外国人旅行者に紹介したい東京観光プランをご紹介しました。
そこで大切なのは外国人を「ひとくくりにしない」こと。
僕ら日本人も一緒で、やっぱり僕らなりの趣味趣向ってあるワケですからね。
同じことが訪日外国人旅行者にも言えます。
これからは身近に外国人が増え、東京案内も増えていくかもしれません。
訪日欧米人旅行者と訪日タイ人旅行者が中心の東京観光プランになってしまいましたが、参考になれば幸です。


▼訪日タイ人旅行者事情!タイ人インバウンドに関する質問にQ&A方式で徹底的に答えてみたよ
▼東京ディズニーリゾートで泊まった「アパホテル東京ベイ海浜幕張」が快適だったのでレビューしてみる
▼出発時刻に遅れそう!Jetstar(国内線)に乗り遅れそうだった僕が移動中にした5つのこと